セグメント
データから改善につながる情報を読み取るための方法の2つ目、「セグメント」の読み方についてご紹介していきます。セグメントは、データを何かの基準を持って分解してみる方法です。
セグメントとは
セグメントは「同軸による分解」を意味します。例えば「商品売上ランキング経由の売上」と「スタッフブログ経由の売上」などがセグメントの例になります。データはさまざまな条件で分割することで気づきを発見することができます。
セグメントを利用することによって、最初に改善するべきポイントや施策につながる具体的な情報を得ることができるため、トレンドと同じように強力な分析方法です。
セグメントが大切な理由
セグメントがなぜ大切なのでしょうか。それは「違いを生み出す」ためです。たとえばあるホームページの先月の訪問者数が100,000回、CV率が1.5%、売上が400万円という情報があったとしましょう。これだけでは事実の羅列であり、気づきを発見することができません。しかし、これをデバイスごとにセグメントした結果、以下の事実がわかりました。
デバイス | 訪問者数 | CV率 | 売上 |
---|---|---|---|
デスクトップ・タブレット | 30,000回 | 2.8% | 280万円 |
モバイル | 70,000回 | 0.9% | 120万円 |
セグメントした結果、モバイルの方が流入数は多いにも関わらず、コンバージョン率が大きく違うため売り上げはデスクトップ・タブレットの方が高いことがわかります。なぜここまでコンバージョン率が違うのか。直帰率がモバイルの方が高いのか、あるいは直帰率は一緒だけどカート投下率が違うのか?など気づきを発見するための次の分析に進むことができます。
主なセグメント内容と、セグメント軸をまとめてみました。「【セグメントする内容】を、【セグメント軸】で見ると言う考え方になります。下の図の一番上同士の項目を取ると、「【コンバージョン数】を【流入元】でセグメント」するという考え方になります。
セグメントする内容 |
---|
コンバージョン数 |
売上 |
訪問回数・訪問者数 |
滞在時間 |
平均閲覧ページ数 |
直帰率 |
×
セグメントのための軸 |
---|
流入元 |
新規・リピート(あるいは訪問回数) |
コンテンツやジャンル |
入口ページ |
ページ |
デバイス |
それではこれら内容と軸の組み合わせを次回以降で、いくつかの事例を参考に使い方を紹介いたします。
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