データの見方と分析方法③(ホームページ運用)

目次

セグメント

データから改善につながる情報を読み取るための方法の2つ目、「セグメント」の読み方についてご紹介していきます。セグメントは、データを何かの基準を持って分解してみる方法です。

セグメントとは

セグメントは「同軸による分解」を意味します。例えば「商品売上ランキング経由の売上」と「スタッフブログ経由の売上」などがセグメントの例になります。データはさまざまな条件で分割することで気づきを発見することができます。

セグメントを利用することによって、最初に改善するべきポイントや施策につながる具体的な情報を得ることができるため、トレンドと同じように強力な分析方法です。

セグメントが大切な理由

セグメントがなぜ大切なのでしょうか。それは「違いを生み出す」ためです。たとえばあるホームページの先月の訪問者数が100,000回、CV率が1.5%、売上が400万円という情報があったとしましょう。これだけでは事実の羅列であり、気づきを発見することができません。しかし、これをデバイスごとにセグメントした結果、以下の事実がわかりました。

デバイス訪問者数CV率売上
デスクトップ・タブレット30,000回2.8%280万円
モバイル70,000回0.9%120万円

セグメントした結果、モバイルの方が流入数は多いにも関わらず、コンバージョン率が大きく違うため売り上げはデスクトップ・タブレットの方が高いことがわかります。なぜここまでコンバージョン率が違うのか。直帰率がモバイルの方が高いのか、あるいは直帰率は一緒だけどカート投下率が違うのか?など気づきを発見するための次の分析に進むことができます。

主なセグメント内容と、セグメント軸をまとめてみました。「【セグメントする内容】を、【セグメント軸】で見ると言う考え方になります。下の図の一番上同士の項目を取ると、「【コンバージョン数】を【流入元】でセグメント」するという考え方になります。

セグメントする内容
コンバージョン数
売上
訪問回数・訪問者数
滞在時間
平均閲覧ページ数
直帰率

×

セグメントのための軸
流入元
新規・リピート(あるいは訪問回数)
コンテンツやジャンル
入口ページ
ページ
デバイス

それではこれら内容と軸の組み合わせを次回以降で、いくつかの事例を参考に使い方を紹介いたします。

株式会社Nostalgic Technologyでは、
小さな会社のWeb(ネット)集客のお悩みを解決するための事業を展開しております。

ホームページ制作/運用事業では、
店舗などのホームページをはじめ、ECサイト(ネットショップ)、LP(ランディングページ)、企業サイトや採用ページ、サービスページなど、Webサイト全般の制作と運用事業を行なっております。

サイトの解析を行い、きちんと分析・改善をやり続けていくことで、
御社の「より集客のできるホームページ」が完成されます。

また、ノステックでは、
リスティング広告やECモールをはじめとしたさまざまなWeb(ネット)広告の運用、
他にもInstagramや最新のTikTokをはじめとした、SNSアカウントの運用代行も行っております。

弊社はお客様のビジネスを成功へと導けるよう、
Webの「すべて」の事業を「ワンストップ」で提供しております。

「すべて」を「ワンストップ」で提供しなければWEBビジネスを成功させることができない。
ノステックはそう考えています。

人間と同じように、ビジネスにおいても
どこにどんな問題があるのかを正しく把握し、見極めなければ、治療にあたることはできません。
しかし、特定領域に特化・専門化してしまっては、全体を網羅的に見渡す視点が失われてしまいます。
だからこそ、ノステックは新しいテクノロジーが生まれ続けるWEBの世界で「すべて」を学び提供し続けています。

幅広い知見やノウハウを活かすことで、
お客様のビジネスをより加速させるためのサポートをしております。

Web(ネット)集客についてのお悩みは、お気軽にご相談ください。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
目次
閉じる